その後、元民謡ガールズの中野みやび、水戸黄門の助さんを務めるなどで話題の若手俳優・財木琢磨、元宝塚歌劇団星組娘役の有沙瞳、2024年の『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』でアラビア役が決定している磯部杏莉という若手メンバーも登場した。(出演予定だった大信田礼子は体調不良のため欠席)

81歳で最年長、デビュー64年になるささきは、年齢を感じさせない声量で「宇宙戦艦ヤマト」を熱唱。「僕が事務所に入ったのは22年前ですが、当時は演歌が90パーセント以上で、アニソンの僕は端のほうで歌っていました。でも今はいろんなジャンルの方が増えて、若手がどんどんいろんな方面で活躍されているので、これからますます長良グループは多方面で活躍されるのではないかと期待しています」とコメントした。

また、プレスリーの歌を披露する際、「今やってる朝ドラの『ブギウギ』に出てくる服部良一先生が審査員をしていた番組で、先生に〈君は日本のプレスリーだ〉って言っていただいたんです」と和製プレスリーとして歴史を感じさせるエピソードも披露した。

グッチ裕三はマイクが付いたフライパンを持って歌唱、エンターテイナーぶりを見せるとともに「僕は30年ぐらいお世話になっていますが、長良プロに入ったら急にテレビ局のプロデューサーやディレクターの態度が変わってものすごく感じよくなった。多分長良会長が裏で…(笑)」と会場の笑いを誘った。