人間関係とお金の問題を完全に切り離せ

人生の中で出会ういろいろな人たちの中には、お金の貸し借りを申し入れてきたり、生命保険などの保険、儲かるという触れ込みの投資商品、あるいは金融関係者などを紹介しようとする人がいるにちがいない。

お金の貸し借りは微妙な問題で、案件によっては常に断るのがいいとも限らないが、友人・知人が相手だと、貸しても借りても、ストレスが大きい。

『経済評論家の父から息子への手紙:お金と人生と幸せについて』(著:山崎元/Gakken)

「基本的には、やめておけ」と言っておく。付け加えると、債務の保証人は「絶対にやめておけ」と言っておく。

また、生命保険と投資商品は、友人が紹介するようなものにろくなものはないので、一切関わらないと決めておくことが肝心だ。

「悪いけれども、ポリシーとして、友情とお金は一切絡めないことにしている」という言葉を用意しておこう。