交流の場を見つけるために
内閣府による「令和3年度 高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査結果」によると、「社会活動に参加してよかったと思うこと」について、「生活に充実感ができた」「新しい友人を得ることができた」という回答が多くみられます。
健康・体力面での自信のなさや人と付き合うのがおっくうという理由で、社会活動への参加を希望しない人もいますが、その中でも「友人、仲間のすすめ」や「個人の意思」をきっかけに参加を始める方もいます。
少しでも何かに興味を持ったり、誘われたりし際には、無理のない範囲で行動に移してみるといいかもしれません。
厚生労働省が推進している「通いの場」も、手軽に参加できる交流の場の一つ。地域の住民同士が気軽に集い、ふれあいを通して「生きがいづくり」や「仲間づくり」の輪を広げる場所として、全国に広がっています。公民館や公園だけでなく、学校や店舗の空きスペースなどさまざまな場所にあるので、気になった方はお近くの地域包括支援センターや市町村の介護予防窓口でご相談を。
Webサイト「通いの場」では、地域ごとのおすすめ情報やご当地体操マップ、食生活や口腔ケアについての記事を読むことができます。
https://kayoinoba.mhlw.go.jp/