年末恒例のパーティと総会でも
帰りのバスでこの件をすっかり忘れていた私は、車窓から外でくつろぐ猫を見かけ、思わず「かわいい猫がいる」とつぶやいてしまいました。するとAさんは不機嫌な表情に戻り、「猫の話はしないで」と一言。下車後、私はAさんと離れたいと思い、別の男性会員お二人と目的地までご一緒することにしました。
大の動物好きの彼らと盛り上がっていると、「私は動物が嫌いなんだからそんな話はやめてちょうだい!」と大きな声が。なんといつの間にか後ろにいたAさんが、私たちの会話を聞いていたのです。男性二人は慌てて逃げてしまいました。
年末恒例のホテルで行うサークルのパーティと総会でも事件が勃発。到着した人からテーブルを囲み、みんなで楽しく食べていたところ、15分ほど遅れてきたAさんがやってきて、「八重さんの隣に座りたい!」と駄々をこね始めたのです。
「ほかにも空席があるのだから、隣の人に悪いわ」と私が言っても、お構いなしで「隣の席を空けてほしいの」と譲りません。隣席の人は耐えかねて、とうとうほかのテーブルに移動。Aさんは平然と私の隣に腰を下ろし、ジュースを飲み始めました。
あまりの傍若無人ぶりに腹が立ち、「公の場では少し礼儀をわきまえるべきでは」と言うと、Aさんの顔色がサッと変わり、不機嫌モードに突入。私も我慢の限界で、今回ばかりは無視を決め込みました。
総会が始まるとAさんは機嫌が直ったのか私に話しかけ始めましたが、後方の人から「おしゃべりをやめてください」と注意を受け、私まで恥をかく始末。