ひとつの答えでは収まらない問題

0から何かを創り出す人って、往々にして繊細でナイーブな人が多い気がしますので、
そこは周りの人たちがフォローしていかないと
些細なことと思われがちなことが、その人にとっては致命的なぐらい
大事なことだったりしますので。

でも映画『ブレードランナー』のように
かなり原作からかけ離れてるのに、SF映画の金字塔のように
大ヒットしてしまった作品もありますから。
作者のフィリップ・K・ディックさんは試写会のあと
他界されていますが、もし健在でしたら何を思ったでしょうね。

十人十色、ケースバイケース、ひとつの答えでは収まらない
そんな問題な気がします。

(イラスト◎はせがわゆうじ)

 


サンタさんのゆめ・トナカイさんのゆめ
(著:西島 三重子 イラスト:はせがわゆうじ/中央公論新社 )

クリスマスがちかづくとプレゼントのじゅんびに、サンタさんは、いつも大いそがし。でも、ことしのサンタさんは、なんだかちょっぴりつかれてるみたい……。願いを叶えて自由になったサンタさんが見つけた“本当の幸せ”とは
サンタさんパート、トナカイさんパートの両面から読めるオトクな1冊。<クリスマスプレゼントにもおすすめ>

ふたごパンダのこころコロコロ
(著:西島 三重子 イラスト:はせがわゆうじ/中央公論新社 )

ころんころん。ふたごのパンダがとびたつ先は?「読むとやさしい気持ちになれる」「読み聞かせると、親子でこころが温まる」読み聞かせにも最適な、心温まる物語をお届け。

もうじきたべられるぼく
(文・絵:はせがわゆうじ)

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