自分を見つめ直すことが学び直し

大学に通った4年間を思い起こすと、決して楽ではありませんでした。でも人生で一番忙しい季節は、人生でもっとも充実している季節でもあって、なによりも楽しく学べたことがよかったです。第二の青春時代を過ごした、そんな気持ちもあります。

私は家族のことがあるので、夜間部ではなく昼間部に通っていました。同級生は、長男と同じ歳。クラスメイトとLINEで情報交換をしたり、一緒に実習に行ったり、応援団と陸上部の応援のコラボをしたり、仲良し女子グループで沖縄へ卒業旅行にも行きました。初対面の時は「えっ、歌手の相川七瀬さんですか?」とか言って驚いていたのに、卒業旅行では私が運転手を務めたという(笑)。でも楽しかった。何もかもが素敵な思い出です。

國學院大學全學應援團チアリーダー部BUNNYSの一員に。右から4番目が相川さん(相川七瀬さんのInstagram「@nanasecat」より)

もしかしたら学び直しの一番の収穫は人間関係の幅が広かったことかもしれません。新しいサークルを確立して、自分の世界や視野を広げることが人生を輝かせることに通じると思います。私は目的があって大学に行きましたが、カルチャーセンターでも、地域センターの集いに参加するでも、ちょっと新しい環境に身を置いてみると、人間関係が広がって自分の知らない自分を発見できる。学びとは新しい自分に出会うことなのかもしれませんね。