初めて経験した全国大会

どこも我がチーム以外は憎たらしいほど強そうに見えてしまうのは、うう、私だけか?

細かい雨がとめどなく降りしきって開会式は中止、翌日の1回戦も各球場で中止が決まった。

雨天でも体を動かせるところがあれば練習するし、ミーティングや素振りなど宿舎でできることを監督コーチから指示される。
ちょうど選抜高校野球の行なわれている時期と重なるので、テレビ観戦。試合の前後にチームでチケットを取り、実際に甲子園に足を運んで試合を観戦できるのも、この時期の大阪ならではだ。

今回初めて経験した全国大会で何に一番驚いたかというと、予定されたスケジュールの二転三転にその都度対応を迫られる、各チームの「機動力」である。
チームの遠征生活全般を滞在中下支えするのが父母たち。知らない土地で、大世帯で。

これは我がチームに限らず、どのチームでも日常的に父母たちがサポートしていることの延長であって、この世界では当たり前。普段父母サポートのないチームでさえ、全国大会ともなれば多少の帯同とサポートは必要なのだ。

だけどこれ、ほんの野球の外側にいる人たちにとってはまったく知り得ないことだと感じたので、今回改めてここにご紹介したい。

とにかくお天気にぶんぶん振り回されるのが野球である。