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「嫌がらせ」や「いじめ」を意味する「ハラスメント(harassment)」。最終回を迎えた『不適切にもほどがある』でも、円井わん演じる後輩・杉山ひろ美に、犬島渚(仲里依紗)がマタハラで訴えられ、休職に追い込まれる場面が出てきました。身近で起こりうるハラスメントと、比較的最近誕生したハラスメントをいくつかご紹介します。
この記事の目次
1.セクハラ(セクシャルハラスメント)
2.マタハラ(マタニティハラスメント)
3.モラハラ(モラルハラスメント)
4.パワハラ(パワーハラスメント) 5.アルハラ(アルコールハラスメント) 6.ペイハラ(ペイシェントハラスメント) 7.アカハラ(アカデミックハラスメント) 8.カスハラ(カスタマーハラスメント) 9.ロジハラ(ロジカルハラスメント) 10.ハラハラ(ハラスメントハラスメント) 多様化する「ハラスメント」

1.セクハラ(セクシャルハラスメント)

性的な言葉や行為、または性的な意図をもつ言動によって、他人に不快な思いをさせることをいいます。

一般的には男性から女性に対して行われるものというイメージがありますが、女性から男性に対して行われるものや、同性間で行われるものもセクハラの対象となります。

 

2.マタハラ(マタニティハラスメント)

妊娠・出産・育児に関連した嫌がらせをいいます。マタハラの例として、妊娠を理由に解雇を迫ったり、産休や育休を理由に減給や降格を行ったりすることなどが挙げられます。

マタハラと似たハラスメントとして、「パタハラ(パタニティハラスメント)」というものがあります。「パタニティ」は「父性」を指し、育児目的の制度を利用した、あるいは利用を希望した男性従業員に対して嫌がらせをすることをいいます。

 

3.モラハラ(モラルハラスメント)

相手を侮辱するような発言や無視、嫌がらせなど、倫理や道徳に反する言動で不快にさせることを指します。

身体的な攻撃ではなく精神的な攻撃であることから目立ちづらく、被害を受けていても周囲が気付きにくいのが特徴です。