「決めて」と言われて困る
●選ぶことで喜んでもらえる
ピースは、自分が一番先に決めることを苦手と感じる人たちです。職場にケーキの差し入れがあったときに「※※さん、一番先に選んでいいよ」と言われても困ってしまうんですね。「いいです、いいです。お先にどうぞ」と返事をして、他の人が選んでいくのを眺めてホッとしています。
とはいえ「好きなものを選んでね」と声をかけられないまま残り物を渡されればいいのかというと、そうではありません。声をかけられるくらいの存在感は保っていたい、でも目立ちたくはない、そんな絶妙なラインにいたいんですね。
そんなときには、「自分が選ぶことで相手が喜ぶ」と考えましょう。「これにしようかな」と選べば、声をかけた相手は自分の行為を受け取ってもらえたと喜んでくれるのです。
まとめ:選ぶことによって相手が喜ぶこともあるんだな
※本稿は、『性格が合わないんじゃなくて話がかみ合っていないから』(WAVE出版)の一部を再編集したものです
『性格が合わないんじゃなくて話がかみ合っていないから』(著:稲場真由美/WAVE出版)
もし自分と相手の「違い」がわかっていれば、相手の言動に振り回されることはなくなるのです。
この本では、4つの性格タイプから、相手の言動の意味を分析し、ストレスにならない「受け止め方」を紹介します。
「嫌なヤツ」「あの人とは合わない」
そう思っていた相手でも、「受け止め方」を変えるだけで、その見え方は180度変わるかもしれません。
人間関係のモヤモヤから抜け出して、ストレスフリーに生きましょう!