あくまで「練習」だから思い切る

これはファッションの思考力を鍛えるゲームだと思ってください。

「ナンバーワンを毎日使わなければいけない」わけでもなければ、「それ以外を手放さなければいけない」わけでもありません。

『「一セットの服」で自分を好きになる』(著:あきやあさみ/幻冬舎)

例えば私がナンバーワンの靴を選ぶときは、「何時間履いても疲れない履き心地のいい靴」に決めました。一方バッグは、「少し重くて使いづらいけれど、見た目が最高にかっこいいバッグ」に決めました。

アクセサリーを選ぶときは「ときめき重視」で、洋服を選ぶときは「身体がスッキリして見えること(着痩せするもの)と、洗えること(機能性)」を上手く満たしたバランス感のいいものがナンバーワンでした。

アイテムによって、機能性を優先するものと、見た目のときめきを優先するもの、また「似合うこと」を優先するものと、分かれてきます。

そうやって頭を悩ませて「決める練習」をすると、次に服や雑貨を選ぶときの大きなヒントになってくれます。買い物のときにも、手放すときにもチェックしてほしいポイントです。