かっこよさが40年近く変わらないのが奇跡
浅野は「マジ?と思いました。次回はまた8年後?整形しなきゃなんなくなるわ」と言えば仲村は「何回帰ってくれば気が済むんだと思いましたけど、うれしかったです。自転車の乗り方を忘れないのと同じで、舘さん、柴田さん、浅野さんに会うと、あの時のポジションに戻ってしまう」と語った。
3日前にクランクアップしたという本作。8年ぶりの撮影現場について聞かれると、舘は「今までのスタッフと違いますし、カメラマンも照明も…えーっと質問何だっけ?」と隣の柴田を見ると「代わります」「あとは任せた」とドラマさながらの息の合った連携が。
柴田が「舘さんは、監督スタッフが全員初めて『あぶ刑事』を撮る若者ばかりで、新しい映像になっている、と、それが言いたかったんです。でも舘さんが現場に現れると〈ダンディ鷹山が来た!〉って感じで。でも年寄りをかばうっていうよりリスペクトしてくれて、その期待に応えようって感じでスムーズにクランクインできました」とフォローした。
浅野は新作の2人について「いつも通り観てやってください。もう(元気さは)ゾンビですね」と言えば舘が「あっちゃんはとにかく破壊力がすごい。流れているストーリーすべてを破壊する」と返す。仲村は「かっこよさが40年近く変わらないのが奇跡だし、魅力の源であることは間違いない」とリスペクト。