よく0時前には寝たほうがよいと言います。スピリチュアルな視点で見てもその通りです。深夜は霊が活発に活動する時間帯。丑三つ時(午前2時~2時半頃)に幽霊の目撃談が多いのは、あながち間違いではありません。

潮が引いて離島へ渡る道が現れるように、あちらとこちらの世界に道がつながるような時間帯なのです。ですからこの時間にしっかり眠れている人は、里帰りもスムーズ。良いエナジーチャージができるでしょう。

睡眠導入剤などで強制的に眠る人もいますが、時差ボケや、深夜までかかる仕事が続いて昼夜逆転したリズムを朝型に戻したりするなど、あくまで狂った体内時計を切り替える緊急対策と思って。

慢性的に使うとだんだん効果が薄れますし、そもそも睡眠トラブルの原因を解決できていないことが問題だからです。原因を解決し、薬を使わずに眠れる生活や環境へと整えることが大事です。(江原啓之)

 

圓尾和紀のワンポイントアドバイス!
寝る3~4時間前には食事を終えましょう

睡眠中に胃腸が活発に動くと、眠りが浅くなります。つまり睡眠の質を上げるには寝る前に食べないことが大事です。消化にかかる時間を考えて逆算すると、ベッドに入る3~4時間前には食事を終えるのが理想。

帰宅が遅くなる場合は、夕方におにぎりなど炭水化物、帰宅後に野菜入りの味噌汁やスープなどと、分けて食べる方法で胃腸への負担が少なくなります。

良い睡眠に関わるホルモン、メラトニンを作るにはタンパク質とビタミンB6が必要です。タンパク質は肉や魚、豆腐などに含まれますが、とくにカツオやマグロなど赤身の魚はビタミンB6も豊富なので一石二鳥。ビタミンB6は他に胚芽米やバナナにも含まれます。

これらは寝る前に食べるというより日頃の食事で摂るのがいいでしょう。

 


【動画】
江原啓之×圓尾和紀「スピリチュアル・メッセージ&フィジカル・ヒーリング」
第2回 実践編 おむすびと汁物で満腹! 和弁当のすすめ​


「スピリチュアル・メッセージ&フィジカル・ヒーリング」は現在、『婦人公論』誌上で連載中です

購入はこちら