自然界ではありえないような「出会い」
最も興味深かったのは「放し飼い」の動物がいる「うごきにふれる」。自然界ではありえないような「出会い」が可能になる。
例えばアフリカのワオキツネザルの一団が北米のビーバーのエリアに「侵入」し、餌の一部を分け合っていた。1匹のワオキツネザルは、しばらく水槽のガラスの上に居座り、好奇心旺盛な2匹のビーバーが泳いできて、まるで「君は何?」と問いかけている様だった。
そして当館の名物とも言えるワンシーンは、アナホリフクロウが「お手洗い」の看板の上に止まる瞬間だ。面白いと思って撮影したところ、後でショップを通ったら、そこでもその場面をイメージしたグッズが販売されていた。
AI全盛時代、観る側も「写真とは何か?」を問われる写真展「WONDER Mt.FUJI 富士山 ~自然の驚異と感動を未来へ繋ぐ~」はこちらから
◆令和6年能登半島地震への募金で、野辺地氏の作品がもらえます。
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こちらのグループ展に参加いたします
- 開催期間:2024年6月1日(土)~7月21日(日)
- 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
- 料金:一般|¥1200 学生・65歳以上・目黒区民|¥1000 中高生|¥800
小学生以下、都内在住/在学の中学生・身障者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
※事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。
野辺地ジョージ
写真家
1980年東京都生まれ、軽井沢町在住。
2002年カナダ・ブリテイッシュ・コロンビア大学人文学部卒業。大学卒業後、2014年まで金融業界でトレーダーとして東京やニューヨークで活動。同年ニューヨークの写真祭「Photoville」に感銘を受け、写真家への道へ。約3年に渡りアメリカ西部を旅しながら写真を学ぶ。2017年、日本を本拠地として国内外で活動を続ける。
2020年のコロナ流行の初期に、Michael Kenna やJane Evelyn Atwoodなどの著名写真家のオンライン・トークシリーズを創設し、36回の講演会で視聴者から総額7万ドルを集め、全額寄付した。2021年長野県軽井沢町へ移住。現在も写真活動と共に国内外で写真家の育成や地方活性化を目標としたイベントを企画している。また、軽井沢フォトフェスト(KFF) の総監督も務めている。
2022年にはFUJIFILMのX-Series10周年を記念するドキュメンタリー「Reflections」に出演、司会役も務める。イタリア、アメリカなどで多数の個展を開催。
30以上の国際的な賞を受賞。2022年より『東京新聞』の月刊連載シリーズ「水族館百景」を連載中。Patricia Conde Galeria(メキシコ)、 Webster Collection(米) ギャラリー所属
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