自然界ではありえないような「出会い」

最も興味深かったのは「放し飼い」の動物がいる「うごきにふれる」。自然界ではありえないような「出会い」が可能になる。

例えばアフリカのワオキツネザルの一団が北米のビーバーのエリアに「侵入」し、餌の一部を分け合っていた。1匹のワオキツネザルは、しばらく水槽のガラスの上に居座り、好奇心旺盛な2匹のビーバーが泳いできて、まるで「君は何?」と問いかけている様だった。

そして当館の名物とも言えるワンシーンは、アナホリフクロウが「お手洗い」の看板の上に止まる瞬間だ。面白いと思って撮影したところ、後でショップを通ったら、そこでもその場面をイメージしたグッズが販売されていた。

 

写真を拡大 名物のアナホリフクロウとお手洗いの看板

AI全盛時代、観る側も「写真とは何か?」を問われる写真展「WONDER Mt.FUJI 富士山 ~自然の驚異と感動を未来へ繋ぐ~」はこちらから


◆令和6年能登半島地震への募金で、野辺地氏の作品がもらえます。
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東京都写真美術館
グループ展「WONDER MT FUJI

こちらのグループ展に参加いたします

  • 開催期間:2024年6月1日(土)~7月21日(日)
  • 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
  • 料金:一般|¥1200 学生・65歳以上・目黒区民|¥1000 中高生|¥800
    小学生以下、都内在住/在学の中学生・身障者手帳をお持ちの方とその介護者は無料

※事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。