ありのままの自分で、おしゃれを楽しむ
新しい仕事につくことはできなかったけれど、目下、私は教員時代に夢見ていた理想の生活を送っています。それは長野県の蓼科にある山荘で、1年の半分を過ごすという暮らしです。自宅のある名古屋市を離れ、4月から11月までこの山荘で暮らしてみる――私にとって、これも初めてのチャレンジです。「僕は80歳まで働く!」と言う夫は仕事のない週末しかやって来られないので、普段は2匹の愛犬と私だけ。豊かな自然に囲まれてガーデンライフを楽しんだり、家庭菜園で野菜を育てたり。ときには、軽井沢や松本までドライブすることも。朝から晩まで仕事ばかりしていた頃と比べたら、まったくストレスがありません。
山の暮らしは、都会のように服装に気を遣う必要もありません。とはいえ、西先生もスッピン&メガネでありながら、いつもとってもおしゃれです。そんな先生の姿勢を見習って、私も素のままの自分でおしゃれを楽しみたい。山では、教員時代に必ずつけていたピアスや指輪もしていません。コンタクトレンズもはずして、毎日メガネです。必要以上に他人の目を意識せず、周囲に忖度したり見栄を張る必要もない――生きていく上で大切な心構えを『着る学校』で学んだことで、50代までの私とは違う新しい自分を発見できたのだと思います。
着る学校は、「スタイリング=着る力」を学ぶコミュニティ(登録無料/一部、有料レッスンあり)。『着るを楽しむ!着る力が身につく!』をコンセプトに、様々なレッスンを通じて、おしゃれの知識や情報を知ることができます。現在、40〜60代を中心に6,200人以上の女性が登録、80代の方も積極的にレッスンを受講しています。
ご紹介した生徒さんが受講したレッスンは「着るレッスン 基礎コース」。3ヶ月間、基礎知識を学ぶオンライン授業(全6回)と、講師が日々のスタイリングに直接アドバイスをしてくれるチャットレッスンで学ぶ有料レッスンです。
洋服を楽しむのに年齢は関係ありません。人生100年時代、私たちと一緒におしゃれをもっと!もっと!!楽しみましょう。
着る学校公式サイトは→こちら
西ゆり子
スタイリスト
1974年にスタイリストとして独立。『MISS』『non-no』などの雑誌や広告のスタイリングを手がけた後に、『11PM』『なるほど!ザ・ワールド』を皮切りにテレビの分野に活動を広げ、テレビ番組におけるスタイリストの草分け的存在となる。現在も“ドラマスタイリスト”としてテレビドラマと映画を中心に手がけるほか、バラエティ・歌番組・CMとジャンルを問わずに活動。これまで担当した作品は『ギフト』『きらきらひかる』『電車男』『のだめカンタービレ』『セカンドバージン』『リーガル・ハイ』『ファーストクラス』『家売るオンナの逆襲』『時効警察』『七人の秘書』等、およそ200作品。2019年度、「日本女性放送者懇談会50周年特別賞」を受賞。現在は、着こなしやファッションをテーマにした社員研修や講演を行うほか、一般個人向けに、理論と実践で「着る力」を学べる「着る学校」も展開。著書に『ドラマスタイリストという仕事 ファッションで役柄をつくるプロフェッショナル』(光文社刊)、『ドラマスタイリスト 西ゆり子の 服を変えれば、人生が変わる』(主婦と生活社刊)。ブログ/instagram/着る学校(学校長)