紙自体は不要かも?

紙片づけの第一歩は、まずは紙と向き合って、ちゃんと読むということ。そして、「この紙は、いったい何に紐づいて、どんな行動の時に必要になるのか?」を考える。

そうすれば「金目の紙」や「使う目的がある紙」かどうかはわかります。

「紙」自体が必要なのか、情報だけが必要なのか

そして、ここで大事なポイントがあります。

「使う目的がある紙」というのは、「その紙自体が必要になる紙」だということ。

どういうことかと言うと、例えば、取扱説明書って、きちんと保管されている方が多いですが、同じものをネットやアプリで見られるなら、紙の取扱説明書は必ずしも必要ないですよね。

たしかに、取扱説明書は使う目的がある紙です。でも、その情報をネット上などでデータとして見ることができるなら、紙自体は不要ということ。

このように、「紙自体」が必要なものと、その紙に書かれている「情報」に価値があるものがあることを覚えておいてください。

 

※本稿は、『人生が変わる 紙片づけ!』(ダイヤモンド社)の一部を再編集したものです。


人生が変わる 紙片づけ!』(著:石阪京子/ダイヤモンド社)

きれい好きも大苦戦!勝手に押し寄せて次から次へと増殖する最強の敵「紙」。モノのように好き嫌いや使用頻度で、要・不要を判断できない。とりあえず取っておいても肝心の時に出てこない!しかも、なくすと「人生の大惨事」につながることも!誰も教えてくれなかった、家にあふれる「紙」の片づけ方が分かる本!