夏の日の大惨事

夏の空とグラウンドの写真
まだまだ夏の空

先日気温36°C超えのなか行われた次男の試合中。なんと、学童以来「キャッチャー、元木」がコールされた。ひぃ!練習でも普段やってないのに。
キャッチャー道具の扱いもすっかり忘れてしまっている息子。
暑さで朦朧とするなか、マスクやプロテクターをたどたどしくつける姿が絶望的だ。

キャッチャーマスクとプロテクターをつけた幼いころの瑛介くんの写真
昔瑛介は幼稚園から帰るとこの格好で遊んでました。

そういえば小6のとき1年間キャッチャーをやっていたのに、人には自身のポジションを必ず「ショート」「サード」と言っていた。
さては自信がないのかおぬし?

酷暑のなか1日の3試合目で、すでにチームには何人か熱中症気味で試合から外れている選手がいた。当日体調不良で参加できなかった選手を含めると5名欠席で、元々少なく編成されていた人数がさらに足りなくなり、とうとう瑛介がキャッチャーに駆り出されたようだ。

ところがピッチャーが数球投げてキャッチ軽やかに返球、1人抑えたところで、ホームで瑛介が転がっている。
足が攣っている!

タタタタタタ…。

試合中でも家でも瑛介が足が攣ったのを見たのは初めてだったが、ここはもう交代。
静かに抱えられながらベンチに下がり、しばらく椅子に座ってイイイぃっ…と唸っていた。
代わりに一度もキャッチャー経験のない選手がマスクを被って、心細げにミットを構えていた。
夏の日の大惨事。ちなみに大会の試合である。