まず大事なのは、マイクロチップの装着。

マイクロチップはGPSのように位置情報を確認することができないため、ペットが外を放浪している場合は見つけることができません。

ただし、保護された保健所や動物病院などでデータを読み込んでもらえば、飼い主がわかる仕組みになっているのです。

22年から、ブリーダーやペットショップでペットを購入する場合は装着が義務化されており、それ以外のペットにも装着の努力義務が課せられています。飼い主は、早めの対応をしておくべきでしょう。

次に、ワクチン接種やノミ・ダニ予防に加え、犬の場合は狂犬病の注射を毎年受けておくこと。

これは、災害時の感染症を防ぐ目的もありますが、避難所で周囲の人に「うちはキチンと予防接種をしています」と言えるよう、マナーのためにも必要だと言えます。