(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)
9月11日のNHK『あさイチ』で「顔の骨やせ」を特集。骨密度が顔のたるみに影響するそうです。カリスマ美容家の記事を再配信します。

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50代になると「美白ケアを完璧にしているのに年々シミが濃くなる…」「食事量は若い頃と変わらないのに、お腹周りの脂肪が増える一方…」といった悩みを抱える女性が急増します。しかし「それらの不調は決して<年のせい>だからではない」と断言するのは、多くの女優やモデルに支持されるカリスマ美容家の山田祥子さん。今回は、山田さんの著書『50歳からのやめる美容はじめる美容 肌・髪・体が変わる』から、50歳からの女性の健康美に欠かせないケアを一部ご紹介します。

<やめる>顔の土台が崩れる「骨やせ」を引き起こす朝食抜き

加齢とともに頬のボリュームが減って顔がコケてくると、たるみもシワも目立ってきて一気に老け感が増し、疲れていなくても疲れた印象になってしまいます。

この大きな原因となるのが顔面の「骨やせ」です。

特に女性は閉経後に女性ホルモンの分泌が著しく減ると骨量がガクンと減りますが、これは顔の骨も同じ。

顔の中でも特に頬や口周りの老け感に影響を与えるのが下顎骨(かがくこつ)(下あごの骨)です。

女性の下顎骨の厚みは50歳以降に薄くなり、 閉経後の骨密度は明らかに低下していることを示した研究報告もあります。

たるみやシワが目立ってきたからと、糸リフトやヒアルロン酸注入などのような美容医療に頼る人も多いですが、土台の骨が痩せているので根本改善にはなりません。

ですから、50歳からのたるみ対策には、美容医療より「骨活」のほうが大切なのです。