最新のハリ・弾力ケアアイテムは
短期間で手応えを感じられる

「個人差はあるものの、適切なスキンケアを続ければ、ハリ・弾力は一定のところまでは戻せます。諦めて何もしないのと、丁寧なケアをするのでは、やはり差が出てくるでしょう」(入山さん)

「化粧品の連用試験では、肌にハリ・弾力を与えることは確認されています。一方で、美容医療は即時効果が高い。ですから、化粧品と医療のいずれか一択ではなく、両方とうまくつき合っていく時代なのではないかと思います」(平さん)

最新のハリ・弾力ケアアイテムは、短期間で目に見える手応えを感じられるよう開発されたものばかり。使い続ければ、年齢なりの美肌を実現できるから、いつものスキンケアにプラスする価値は大。そしてお手入れだけでなく、生活習慣を見直すことも忘れてはいけません。

「前述した脂肪幹細胞は、内的要因の影響を受けやすいため、疲れて血中に疲労物質が増えると幹細胞の数が減少するうえ、肌のコラーゲン生成が抑制されることがわかっています」(平さん)

図)若い肌、年齢を重ねた肌の構造の変化
図)若い肌、年齢を重ねた肌の構造の変化

「肌も内臓の一部。実際、一卵性双生児でも、その後の生活環境により印象が変わることがわかっています。ですから、規則正しい生活や三食きちんと食べるといった習慣が、肌によい影響を与えるのも頷けるでしょう」(入山さん)

進化した化粧品の投入に加え、規則正しい生活も意識して日々を過ごす。そうすれば、3年後の肌は確実に変わるはずです。ぜひ明るい未来を見据えて、ハリ・弾力ケアを始めてみませんか。