四季ごとに模様替えをたのしむ

季節の変わり目には模様替えをします。

昔は収納スペースを使いやすくしたり、断捨離をするなど、すっきり暮らす見直しばかりしていましたが、ここ数年で効率的な空間ではなく、心地よい空間作りを考えるようになりました。

春は畳を敷いて、ここでお香を焚いたりします。最近はじめたギターの練習もここで。60センチ角の小さいサイズの畳は、色んな所に移動させて置けるので便利です。(写真:『人生は折り返し地点からがきっとたのしい』より)

賃貸の限られたスペースだからこそ、マンネリ化しない小さな変化は必要です。

春のぽかぽか陽気になったら、置き畳を並べて寝転がれるようにします。小さな置き畳を部屋の一角に敷いて、日が沈む夕暮れ時に、お香を焚きながら過ごす時間に癒されます。

足元が冷える季節は温かいラグを敷いてほっこりと。床の素材、家具や植物の配置が換わるだけで、一気に四季の空気が流れ込みます。

こんな風に四季折々の部屋を楽しむようにしています。

大きな家具まで移動するので、「ひとりで動かしたの?」とびっくりされますが、我が家の家具は実は大型のものはあまりなく、ひとりで持ち運びができる重さです。

家具の脚に毛布などの布を忍ばせて、ゆっくりと引っぱればちょちょいのちょい。模様替えをよくする母が、床に傷がつかないようによくやっていました。

風通しのいい、実家のような安心感のある部屋になるように、アレコレ考えながら楽しんでいます。