「朕は敦康を望んでおる!」

「朕は敦康を望んでおる!」と強い口調で言い放つ一条天皇。

「考えられぬ!」と怒鳴る藤原実資。

行成の肩に手を乗せて「行成あっての私である」と伝える道長。

天を仰ぐ行成。

「何が起こるかわかりませぬ」と話す清少納言ことききょう。

「罪のない恋なぞつまりませんわ」と藤壺で述べる和泉式部ことあかね。その声を背景にまひろの顔が映る。