毎日何年も使うからドライヤーはコスパ優秀

K お風呂上がりのドライヤー時間が長いと疲れるし、汗も出る。速乾は助かります。でも、ただ早く乾くだけではないですよね。

山本 そう、高性能なのが今のトレンド。髪内部の水分を逃がさず、保護するというヘアケア効果が優れているから、乾かすだけでまとまる髪に仕上がります。たとえば私が愛用しているパナソニック。水分を微細化したイオンを髪に届け、守りながら乾かすのが特徴です。私はシャンプーの後にコンディショナーを使わず、これで仕上げるだけ。それでもきしまず、ふんわり、サラサラに仕上がって、ちょうどいいんです。

片岡 高機能なのに、洗面所の引き出しに収まるコンパクトなサイズも魅力ですよね。

山本 細毛や抜け毛が気になる人はアデランスのものもよさそう。付属のアタッチメントを使えば、頭皮ケアもでき、根元からふんわり立ち上がってくれる。

アデランスのドライヤーを試す山本さん

K ダイソンのスーパーソニックにも、髪のツヤを出すアタッチメントがついていますね。髪表面を撫でるだけという簡単さで、浮き毛を抑えたりできる。優秀です。

片岡 とはいえ、このあたりの多機能ドライヤーは3万〜5万円台と価格は若干高めで、ためらう人もいるかもしれませんね。

山本 でも、考えてみて。ドライヤーは毎日使うし、簡単には壊れないからコスパは悪くないと思うんです。たとえば3万6000円のものを3年間毎日使うとしたら1ヵ月1000円程度。家族全員で使うなら、さらにお得。髪が傷みにくくツヤツヤになって、乾かす時のストレスも減るし、絶対損はしません!

K お手頃価格のドライヤーも進化していて、サロニアは1万円台ですが、速く乾くのにダメージレスでツヤも出ますよ。

【 ヘアケアアイテム (ドライヤー)試したのはこれ 】

⚫︎用語解説【LED】
発光ダイオード。美容では、その光によって肌を適度に刺激し活性。赤色は真皮に到達し線維芽細胞の活性化やコラーゲン産生を促進。青色は抗菌作用やピーリング効果が。緑色は色素沈着の軽減、黄色は細胞修復やターンオーバーの改善など、色によって特性が変わる