本日、11月8日は「いい歯の日」。8020運動をはじめ、口内の状態を良好にすることが、健康寿命につながります。また噛む力を保つことで、口や歯のトラブルを予防するだけでなく、消化の促進や肥満防止、脳の活性化など、期待できる効果はさまざま。特に普段から意識している県とは――
株式会社ロッテが、47都道府県ごとに20~60代の各100名ずつを対象とした、全国「噛む力(りょく)」調査を実施しました。食事や噛むことに対する意識や行動の実態を明らかにする目的で、20~60代を対象にした調査は2021年に行われてから約3年ぶり。
食事の際に「よく噛むこと」を意識しているか、夕食時の一口あたりの噛む回数などの質問事項の回答を得点化して、都道府県別にランキング形式で発表。
そして今回第1位を獲得したのは、群馬県(前回は20位)。
なぜ群馬県では「噛む力」が強いのでしょうか…
県民性の専門家・岩中祥史氏いわく、「1位の群馬県は、コシが強く、なかには10センチなどというものもある幅広のうどん(水沢うどん、おきりこみ、ひもかわ)を根菜類とともに、普段から食べつけている影響でしょう。噛めば噛むほどおいしいと言われるサバの『へしこ』『ぬた』、丸焼きが伝統食とも言える福井県もまた、日頃から噛む機会が多いのではないでしょうか」とのこと。