高校の同級生だという、江原啓之さんと丸山敬太さん(撮影:天日恵美子)
同じ高校に通い学んだ江原啓之さんと丸山敬太さんは、ともに60歳目前。スピリチュアリスト35周年、デザイナー30周年と節目の年を迎えるにあたり、出会った頃の懐かしい思い出話から、未来への展望まで語り尽くします(構成=丸山あかね 撮影=天日恵美子)

著名なクリエイターを多数輩出した高校

江原 敬太と対談するのは初めてだね。会うのは何年ぶりだろう?

丸山 お久しぶりです、プーヤン。

江原 やめて、その呼び方。(笑)

丸山 高校時代の愛称は「おプー」だったよね。「くまのプーさん」みたいで可愛かったから。僕は、「プーヤン」って呼んでた。

江原 懐かしい。初めて会ってから45年も経つなんて信じられないよ。

丸山 しかも僕たち還暦だって、ビックリ! 普段、年齢のことは意識しないんだけれど、60歳といわれるとさすがに感慨深いものがあるなぁ。今日は青春時代を振り返って、初心に戻るいい機会だね。

江原 間違いなく爆笑対談になると思うけど。(笑)

丸山 考えてみると不思議な縁だよね。僕らの母校、東京都豊島区にある本郷高校のデザイン科には50人くらいいたじゃない? プーヤンとは出席番号も「え」と「ま」で離れていたのに、どうやって仲良くなったのか思い出せないよ。

江原 名前の五十音順に並んで座っていたから、自然に話す機会はあまりなかったはずだよね。前世から縁がつながっていたということだと思う。