自分にはどんな活動、貢献ができるのか

日本には、小児がん、先天性心疾患、神経筋疾患や代謝性疾患など、難病と呼ばれる病気とともに過ごす子どもたちが約 2 万人います。
病気と闘う子どもたちは毎日学校へ行けるとは限らず、皆と同じように過ごすことができなかったり 「子どもらしい経験」をする機会が制限されてしまいます。
子どもが病気や入院によって、遊びや、やりたいことを制限されること、 学校や友達と離れて淋しい思いをすることも、大きな痛みとなります。
またご家族は、お子さんの痛みを代わってあげられない…という気持ちを抱えながら、普段は明るく努めていることがあるのです。

子どもホスピスは、これらのあらゆる苦痛を和らげることを目的としています。
医療的な安心のもとに、教育や音楽、芸術などの知を統合し、病気や障がいのために、外出さえままならない子どもたちに、さまざまな体験の機会を提供し、子どもの成長発達を支えます。 

時には、子どもたちが楽しく過ごしている間に、ご家族も思いのままに過ごしていただくことができる場所が子どもホスピスです。

日々、施設でイベントやバザーをしたりお花を植えたりというボランティアをすることだけでなく、自分にはほかにどんな活動ができるのか、どのような貢献ができるのか、本当に必要に迫られている貢献とは何なのか、何度も繰り返し考えてみました。

その時、自分が世界中から集めていた膨大な資料のことを思い出し、整理してみると、シンデレラやおとぎ話に関する資料がたくさんあることに気付いたのです。

ギネス世界一のシンデレラコレクション
おとぎ話の資料