長続きしない人に伝授したい、とっておきのコツ

最初のうちは張り切って書き込んでいたけれど、スケジュール帳の後半は空白になりがち、という人もいるのではないでしょうか。

三日坊主で終わらせないコツは、まず「予定管理以外の使い方もしてみる」ことです。人気のある手帳を使った、長続きするアイディアをご紹介しましょう。

最近増えている「ざっくりバーチカル」タイプの手帳。通常のバーチカルとよばれるタイプは1時間ごとに区切られているのに対し、朝、昼、夜の3分割など、もう少し大雑把に分けられています。

そこで、これを食事記録として使ってみる。昨日、一昨日、1週間前に何を食べたか一目瞭然だし、献立を考えるヒントにもなります。ほかにも、「ウォーキング30分」など運動記録として使うと、モチベーションがあがりそうです。

これならレコーディングダイエットも成功しそう!?

 

週間ブロックタイプの手帳ならば、リストを書き込むのに便利。

たとえば買い物リストとして使えば、「ああ、切れていた」「また買い忘れた!」を避けられます。そのほか、その日のやることリスト、家計簿代わりのメモに。資格試験など目標がある場合は、勉強計画を書いても。小さなひとこと日記にもなります。

マメに記録しておくと数年後に振り返ったときの楽しみにも

 

1日1ページのタイプの手帳を使う人は、広々とした紙面を文字だけで埋めるのでなく、見に行った展覧会のチケットを貼るとか、食べたお菓子の包み紙を貼るとか、工作の感覚でページ作りを楽しんでみるのをおすすめします。

長続きさせるためのポイントは、使いやすい手帳であること。

たとえば、インデックスシールを貼るなどすれば、目的のページにすぐに行き着ける。本のように、ページの隅に通し番号を振り、目次を作るという手もあります。手帳の大きさや重さ、開きやすさ、紙質などもさまざまあるので、ぜひ使いやすいと感じるものを選んでみてください。

手帳は後から見返して、自分がどう時間を過ごしたのかを確認するとまた楽しいものです。1週間がどうだったか、もっと長いスパンで、今年1年、自分の時間がつくれたかを振り返る。そうすると、生活を見直すことにもつながります。

手帳は毎年、さまざまな種類のものが出て、機能も進化しています。自分だけの使い方を見つけて、残しておきたくなるような中身の濃い一冊を作ってみませんか。