小さな定番行事を積み重ねて分かること

毎年やってくるイベントには、恒例行事を作るのも人生を重ねていく醍醐味。

以前取材で伺ったとあるご家庭で、ツリーを迎えて30 年、毎年ひとつずつオーナメントを増やしているという方がいました。

「最初に娘に見立てたオーナメントを飾るのがマイルールなの。二番目に飾るのは、お父さんに見立てたオーナメント。そして次は、1992 年にもらった…」なんて具合に、箱いっぱいのクリスマス飾りをすべて語れるくらい、ひとつずつに思い出が詰まっている様子がとても印象的でした。

「クリスマスの伝統」なんて言ってしまうと大袈裟かもしれないけれど、そんな気持ちで自分や大切な人との小さな定番行事を積み重ねていけると、毎年この季節がもっと深みのあるものになっていくはずです。

Q. これまでのクリスマスで一番印象に残っている出来事は?

Q. その時、特に楽しかったことや心に残っていることは?

Q. 今年のクリスマス、どんな瞬間を大切にしたい?

Q. 自分や大切な人にとっての定番行事を考えてみましょう。

 

※本稿は、『Life is a Picnic ピクニックするように人生を自由に楽しくカスタマイズする365日』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。

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Life is a Picnic ピクニックするように人生を自由に楽しくカスタマイズする365日(著:村上 萌、NEXTWEEKEND/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

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「季節の楽しみと、そこにある自分なりの工夫を知っている人こそ、きっと“なんだかいつも楽しそうな人”なのだと思います。
1日ひとつ。開いたページを楽しんでいただくような気持ちで、新しい季節の訪れとともにこの本をそばにおいていただけたら嬉しいです。
“人生も、ピクニックみたいに自由に作って楽しめばいい” NEXTWEEKENDを作って12年目の今、“Life is a Picnic”を合言葉にこの本を制作しました。 手にとってくださった皆さまにとっても、これを唱えるだけで忘れていたことが思い出せるような、魔法の合言葉になりますように」 ――村上萌