「とんねるず THE LIVE」のツアートラック
「ワンフー会いたかったよ‼」に昭和の芸能界らしさが香る(ちなみにファンの逆さ読み。昭和の時代、業界ではなんでも逆さに読む文化があった)

還暦なんて怖くない

さてライブのセットリストなどは、12月20日(金)21時からFODで配信される『とんねるず THE LIVE』を心待ちにしている人も多いと思うので、触れないようにしておく。ただどうしても喋りたいおばさんからのヒントだけ、少し読んでほしい。ヒット曲と言われるものはほとんど歌う。しかもゲストはおらず、基本はふたりだけ! という潔いステージだった。

ライブから帰り道、更年期と日々戦っている自分が元気になっていることに気づく。その理由はとんねるずのふたりが、63歳という学年齢でありながら、めちゃくちゃ元気だった影響が大きい。60代で二日間もステージに立つだけで、表彰モノなのに、二人は結構踊っていたんだよなあと振り返る。

あの姿を見ていたら、何歳でも自分が頑張れるような気がした。昭和期から群雄割拠の芸能界を渡り歩いてきたような歴史は私にはないけれど、これから少しでも歴史を作れるかもしれない。物価高だ不景気だと理由をつけて、座り込んでいる場合ではないのだ。非日常空間の刺激から、気づくことはたくさんあった。ありがとう、お兄ちゃんたち。

「とんねるず THE LIVE」の《銀テ》
銀テをキャッチするジャンプ力がまだありました

しかし、熱血ファンの方々には申し訳ないほどのアリーナ良席だった。もう2024年の運は使い果たししてしまったけど、すぐに2025年がやってくるからいいからと立ち直る。そう、来年は巳年。ガラガラヘビがまたやってきてくれるかもしれないと、期待を膨らめておこう。

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