普段から質問できる駆け込み寺

イメージ(写真提供◎Photo AC)

次に、「お金の問題(前回連載もご参照下さい)」が気になる方も多いと思いますが、介護認定を早めにちゃんと取ること。

この時に、介護される側はもちろんですが、ご自分の状態も健康診断などを通して、すぐに確認できるようにしていきましょう。認定により、経済状況に合わせたサービスも受けられます。また要介護認定を受けていない場合でも利用できる民間のサービスを受けたい場合も、地域包括センターが相談に乗ってくれます。状況に合わせて、普段から質問できる駆け込み寺を用意してください。

当然人間ですので、相性や状況もあります。もし地域のセンターがダメならば役所、それでも合わなければ訪問看護ステーション……行き詰らないように、早めに当たることが大事です。相談の仕方自体に迷う方は、「どういうサービスがあるのか」を知るだけでも大分気持ちが違います。

駆け込む場所については、少なくともこれで幾つか候補が見えたと思います。必要な情報を集めていきましょう。

また、自分はまだ大丈夫という状況の方も、ご近所で困ってそうな人を見かけたら教えて下さい。行き詰ってしまうと自分達だけで、社会との関りを持ちづらくなるケースが最近とても増えています。私ども看護の専門家も、アクセスできなければお手伝いできません。

このところ、地域の訪問看護ステーション自体の数は増加傾向にあります。ここを起点として、的確な介護を、介護者する側も含めて進めていけるように願っています。

何かある前の専門家……先に「サービスを知る」「駆け込み寺を作る」「疲れを感じたら相談のしどき」ということで、少しでも質問の答えになっていれば幸いです。