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「信販系ギフトカード」がもらえる銘柄
どうやって使う?「優待族」はこうして使って節約する
おまけ:1円単位で使える?デジタルギフト券にも注目

どうやって使う?「優待族」はこうして使って節約する

ギフトカードは、他の優待券と一緒に使うことで節約効果が高くなり、筆者は「割引できる『株主優待』を使う」ことで、支払い額を少なくするワザをよく使います。

たとえば、ヤマダホールディングス(9831)(株価448.5円、最低投資額4万4,850円)の「株主優待」は、ギフトカードと一緒に使えます。

ヤマダホールディングスの「株主優待」はヤマダデンキで税込1,000円につき1枚使える500円割引券です。ただ、これだと、1,000円ちょうどの購入時には500円分の支払いが必要です。ポイント払いなどもできますが、この時にギフトカードを使えるというわけです。

(例)

・1,000円ちょうどの購入時

ヤマダホールディングスの「株主優待」で500円割引券を出す

UCギフトカード500円分を出す

→支払いは0円になる

・2,000円ちょうどの購入時

ヤマダホールディングスの「株主優待」で500円割引券2枚を出す

UCギフトカード1,000円分を出す

→支払いは0円になる

ヤマダデンキの多くのお店では、JCBギフトカード、VJAギフトカード、UCギフトカードが使えます。例えば、税込2,000円ちょうどのお買い物をした場合、ヤマダホールディングス割引券2枚(1,000円割引)と、1,000円分のギフト券を1枚使えば、ぴったりの金額で0円になり、端数が出ても少額の支払いをすればよく、節約につながります。ギフトカードによっては500円券種がなく1,000円からのこともあるため、2,000円支払い時が使いやすそうです。

 

JCBギフトカードと優待券の写真。
JCBギフトカードは優待券と併用できる(筆者撮影)

また、ギフトカードはヴィレッジヴァンガード(2769)(株価1,027円、最低投資額10万2,700円)の「株主優待」とも高相性です。ヴィレッジヴァンガードの「株主優待」は、税込2,000円で使える1,000円割引券で、権利は11月です。

税込2,000円ちょうどのお買い物をした時、ヴィレッジヴァンガードの券1枚を使い、1,000円のギフト券を1枚使えばぴったりの金額です。こちらも端数が出てもわずかな支払いで済むなら節約できたと感じることでしょう。