おまけ:1円単位で使える?デジタルギフト券にも注目
スマホがある人はデジタルギフト券にも注目したいところで、こちらはスマホやポイントカードなどにチャージして1円単位で使えるものもあります。これまで使ったことがない人も、2025年はデジタルギフト券にも挑戦してみるのはいかがでしょうか。
水道用の装置・部品を販売する前澤給装工業(6485)(株価1,290円、最低投資額12万9,000円)では、200株以上、1年以上保有で「選べるe-GIFT」が3,000円分もらえます。権利月は3月。配当利回りは3.26%。1年以上の保有が必要なので2025年3月末までに買えば2026年3月権利で1年以上となり、「株主優待」をもらえます。
「選べるe-GIFT」は何かというと、Amazonや楽天市場で使える「Visa eギフト」、セブン-イレブンやローソン、ドラッグストアのサンドラッグで使える「QUOカードペイ」などがあります。
また、電通傘下でメディアプランニングを行うCARTA HOLDINGS(3688)(株価1,352円、最低投資額13万5,200円)では、「デジコ」のギフトコードがもらえます。権利月は6月12月で年2回。配当利回りも3.99%。3年未満は半期に1,000円、3年以上では半期1,500円と増えていき、最大で年3,000円分もらえるようになります。「デジコ」はPayPayポイント、Amazonギフトカードなどに交換できます。
〈「株主優待」とは?〉
ここで、「株主優待」について説明しておきます。私たちが株を買うと「株主」になれます。企業は株主に対し、割引券や優待券、お米やカタログギフトなどをプレゼントすることがあり、これが「株主優待」です。
〈「権利付最終日」とは?〉
権利付最終日とは、株主がその銘柄を保有することで、配当金や優待などの株主権利を得られる最終取引日のことです。
つまり、配当金や「株主優待」などを取得するためには、企業が決める「権利確定日」に、株主として株主名簿に記載されている必要があります。
例えば、2025年1月末の権利付最終日は1月29日、権利落ち日は1月30日です。そのため、1月末に優待を実施している企業の「株主優待」の権利を受けるためには、1月29日までに株を買っておかなければなりません。