一枚噛ませてほしいと話した西村屋

たまたま耳にしたという呉服屋タイアップの件に、「一枚噛ませてほしい」と話す西村屋は、完成した錦絵を売り捌く手伝いをする旨を蔦重へ持ち掛けます。

さらには望むならほかの本屋との取引も取り持つ、と話す西村屋。

「ぜひお願いしやす!」とこたえて西村屋との打ち合わせに向かった蔦重でしたが、なぜかその様子を駿河屋はいぶかしげに眺めます。

ここで副音声では<渋い顔で見ている市右衛門>という解説が流れ、首を振りながら市右衛門は店内に戻っていくのでした。