
連載開始から一大ブームになった名作が…
2025年1月18日(土)、東京・台場にて、「劇場アニメ『ベルサイユのばら』ff俱楽部特別試写会」を開催しました!
1月31日(金)の劇場公開に先駆けて、劇場アニメ『ベルサイユのばら』の世界を堪能できるとあって、たくさんの会員にご応募いただきました。当日は、抽選で選ばれた計100名のff俱楽部会員が、お台場に集合、会場もほぼ満員でした。それだけ映画に対する期待が高かったのでしょう。

池田理代子さんが革命期のフランスで懸命に生きる人々の、愛と人生を描いた漫画『ベルサイユのばら』。
将軍家の跡取りで、「息子」として育てられた男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ。隣国オーストリアから嫁いできた気高く優美な王妃マリー・アントワネット。オスカルの従者で幼なじみの平民アンドレ・グランディエ。容姿端麗で知性的なスウェーデンの伯爵ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン……4人の運命と恋模様にドキドキした人も多いはず。
1972年の連載開始から一大ブームに。テレビアニメ版や、宝塚歌劇での舞台版も大変話題になりました。
池田理代子さんも『婦人公論』のインタビューで当時を振り返っています。
「もともとは子どもの読者に向けて描いた作品。ところが次第に、男社会で闘う男装の麗人・オスカルの生き方が、大人の女性、特に働いている女性の共感を呼んだようです。これは、予想外の反響でした」(『婦人公論』2022年10月号)
池田理代子さんが「ベルばら」について語った記事はこちら
視聴後の会員へのアンケートでも、「原作のファンである」「派生作品(テレビアニメ等)のファンである」人が全体の90%を占めました。
『ベルサイユのばら』との思い出を聞くと、
との熱き青春のメモリーが続々。原作を知らない参加者からも、「本や宝塚でブームになった時も観たいと思ったが生活に忙しく、今回知る機会をいただき感動しました」との声がありました。

視聴後に友人と感想を語り合うのも楽しそう
今回の劇場アニメ版は、完全新作で制作されたもの。
ばらの花びらが舞う美しいアニメーションや、キャラクターの心情を表すダイナミックな音楽によって、女性が憧れる女性像「オスカル」が、自立して、力強く、誇らしく、美しく生きる姿が描かれています。実力派声優の配役も見事。オスカル役の沢城みゆきさんは凛としたオスカルそのものでしたし、アントワネット役の平野綾さんが王妃として成長する様子を声の変化で表現しているのも圧巻でした。
注目は風景の描写。ベルサイユ宮殿やパリの街、テュイルリー公園、バスティーユ牢獄など、物語の舞台になる場所があらゆる角度で描かれていて、物語を立体的に眺めることができます。
大河ドラマのような重厚なストーリーを、114分の映画にまとめるために様々な工夫が凝らされているので、視聴後に友人と感想を語り合うのも楽しそうです。実際に試写会後には、「あのシーンはこのようにまとめたのね」など、友人や家族同士で盛り上がる会員の姿が見られました。
皆様もぜひ、劇場で映画を楽しんでください。1月31日公開です!
今後も様々なイベントを企画しますので、ご期待ください。
\鑑賞後のみなさまの声 /
■公開情報
劇場アニメ『ベルサイユのばら』
2025年1⽉31⽇(⾦)全国ロードショー
原作:池⽥理代⼦
監督︓吉村 愛
脚本︓⾦春智⼦
キャラクターデザイン︓岡 真⾥⼦
⾳楽プロデューサー︓澤野弘之
⾳楽︓澤野弘之、KOHTA YAMAMOTO
アニメーション制作︓MAPPA
製作︓劇場アニメベルサイユのばら製作委員会
配給︓TOHO NEXT、エイベックス・ピクチャーズ
後援︓在⽇フランス⼤使館/アンスティチュ・フランセ
■キャスト(声の出演)
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ︓沢城みゆき
マリー・アントワネット︓平野 綾
アンドレ・グランディエ︓豊永利⾏
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン︓加藤和樹
アラン・ド・ソワソン︓武内駿輔
フローリアン・ド・ジェローデル︓江⼝拓也
ベルナール・シャトレ︓⼊野⾃由
ルイ16世︓落合福嗣
ジャルジェ将軍︓銀河万丈
マロン・グラッセ・モンブラン︓田中真弓
ナレーション:黒木 瞳
■主題歌:絢香『Versailles - ベルサイユ - 』
■公式サイト:https://verbara-movie.jp/