この記事の目次
2月権利の「株主優待」で「生活費削減」しよう 2月は優待銘柄が多い?優待族おすすめの買い方は?

オンワードホールディングス(8016)(株価608円、最低投資額6万800円)は、「23区」や、「組曲」といった洋服ブランドで知られています。100株だと洋服が安くなる「株主優待」で、「オンワード・クローゼット」の通販サイトで期間中最大6回まで使える20%割引券がもらえます。さらに、1,000株では割引券に加えカタログギフトももらえます。カタログギフトは、継続保有期間1年以上では3,000円分、3年以上になれば5,000円分に増えます。

筆者は、オンワードホールディングスのカタログギフトで「豚丼の具」を頼み、食費節約に役立てました。味がついているので調理もしやすく、家にある野菜と一緒に炒めておかずにでき、忙しい時も助かります。もちろん、100株以上でもらえる20%割引券では、商品購入で洋服代の節約もできるので、その点も気に入っています。

注目銘柄で、筆者も買って「仕込んだ」銘柄は、スーパーマーケット「ライフ」を運営するライフコーポレーション(8194)(株価3,640円、最低投資額36万4,000円)です。

ライフコーポレーションは、2025年1月10日に優待新設を発表しました。「株主優待」は、「有効期限なし」で「おつりも出る」スーパーのライフでつかえる商品券が選べます。プライベート商品の詰合せセットや寄附もありますが、個人的に商品券を選びたいのは、「有効期限なし」で「おつりも出る」から。

ただ、この「株主優待」、「1年以上」の継続保有が条件なので、今買って、もらえるのは2026年2月です。戦略としては、2025年2月に100株保有し、「2026年2月権利のために保有」。2025年3月に1:2の株式分割※を控えているので、分割後で200株保有となり、そのうち、分割後100株を売っても2026年2月の権利が受け取れるというシナリオです。

※株式分割…発行されている株式を、より多くの株式に分けることをいいます。これにより株数が増え、1株当たりの株価は下がるので、投資家が株式を購入しやすくなります。

もし、「株主優待」の権利取りが当分先でもいいなら、分割後に100株買い、2026年2月と2027年2月の権利を取り、2027年の「株主優待」を受け取るようにすることもできます。この場合では、株価変動がなければおよそ1/2の額で同じ優待を受け取れるようになるわけで、「株主優待」の新設、株式分割で「実質拡充」銘柄の恩恵を感じられることでしょう。