優先すべきこと

何が言いたいかというと、お金をかけるべきはそこじゃない! ということ。

今どきのお稽古にかかる費用は月1万円以上が当たり前。周りのお友だちがみんなやっているからといって、家計のなかから無理をして習い事代を捻出していると、将来の大学進学へ向けた備えができなくなってしまいます。

『知らないと増えない、もらえない 妻のお金 新ルール』(著:井戸美枝/講談社)

夫一人の収入では当然足りなくなるので、妻が習い事代のためにパートを始めるケースもよくみられます。もっと習い事をさせたい→夫の収入だけじゃ足りない→パートで補填、という自転車操業のようなやりくりは、大変なわりに実はそれほど子供のためになっていないかもしれません。

お金の面では、目先の習い事代よりも、将来の大学進学に向けた貯蓄を優先すべきです。