第9話では、ともに勉強の仕方を共有し合った3年2組が軒並み成績を上げ、御上が文科省へ戻されることはなくなった。

そんな中、ゲームセンターで御上や次元(窪塚愛流)に助けを求めた富永(蒔田彩珠)の事情が明らかに。障害のある弟に両親はかかり切り、しかも弟は富永を見ると不安定になるため、いつも弟の寝る時間まで、ゲームセンターで時間をつぶしていたことがわかる。

雨に濡れた3人は次元の自宅に

次元の自宅に迎え入れられた富永は、弟に対する複雑な気持ちを2人に吐露する。弟のことを好きなのに傷つけてしまったことを後悔しているのだった。

戸倉(高橋恭平)と神崎(奥平大兼)は、冴島(常盤貴子)を訪ねた。冴島は、勉強で追い詰められて試験問題を入手するため、学校のシステムに侵入した戸倉をかばっていた。
そこまで追い詰められていたことを気づかなかったことに責任がある、と。そして「ある不正」にかかわっていたことを同僚教師に知られたことで脅され「性被害」を受けていたのだった。神崎がおさえた冴島の写真は「不倫」ではなかった。

自分のせいで冴島と娘の弓弦の人生が変わってしまったこと悔いて詫びる戸倉。

戸倉は「守ってくれたことを忘れません」と冴島に感謝を述べる

場面は文科省の津吹(櫻井海音)が入院する病院へ。槙野( 岡田将生)が出産をひかえる津吹の妻からの差し入れをもって見舞いにくる。