目安のひとつは美白有効成分

「くすみの原因は、メラニンの生成のほかに、肌の水分量の低下、角質肥厚、炎症などさまざまのため、基本のスキンケアがとても重要。新たなシミの予防には美白コスメがよく効きます。ただし、すでにある濃いシミは、スキンケアで薄くなるのは2割程度、肝斑はうまくいって5割程度。シミを消すならレーザー治療のほうが価格的、時間的に効率がいいですね」

肝斑とは、左右均等に、目の周りを避けてコの字に広がるモヤッとしたシミのこと。自己判断するのが難しい場合は、皮膚科で相談するのが近道です。また、レーザー治療でシミを消した後も再発の可能性が高いため、予防の意味でも美白コスメの使用が必須。とはいえ、自分に合うものをどう選べばいいのか、わからない人も多いはず。

「ひとつの目安が、美白有効成分です。それぞれメラニンの生成を抑えるアプローチが異なることを知っておくと便利でしょう。すべての人におすすめなのは、抗酸化力、メラニンを無色化する還元作用、エイジングケア効果がある『ビタミンC』。肌細胞の正常化を促す『ナイアシンアミド』も土台ケアとして万人向き。抗糖化作用がある『コウジ酸』は、黄ぐすみが気になる人に。角化が乱れてごわつく肌にはターンオーバーを促す『4MSK』がぴったりです。

炎症後の色素沈着や肝斑には『トラネキサム酸』。『カモミラET』も抗炎症作用が。『エラグ酸』はポリフェノールの一種で、抗酸化作用が期待できます。『ルシノール』『アルブチン』は、チロシナーゼ活性を抑える力があり、シミ予防に強いという特徴が。メラニンを無色化する作用がある『ハイドロキノン』は、刺激もあるので部分使いがおすすめ。最新の美白コスメなら、10を5に減らすことは意外に簡単。肌の明るさを実感すると、スキンケアのモチベーションも上がるはずです」