お笑いの仕事だけでなく、俳優・エッセイストとしても忙しい毎日を送る青木さん。この春『Nスタ』ゲストコメンテーターを務めることも決まりました。今回は「古着屋が好きだった人として」を綴ります。
この世の終わりみたいな表情
先日、人気の舞台の当日券を朝から電話し、予約をしようと張り切って、ようやく1時間後に電話が繋がり、キャンセル待ちで予約ができた。
いそいそと準備し、渋谷へ向かい、キャンセル待ちの列に並び、財布を準備しわくわくしていると、わたしの前の前の前の人でチケット予定枚数が終了し、またよろしくお願いしますとなった。
呆然と立ち尽くし(そもそも電話が繋がったのも奇跡的な日だったから期待過多だったのだ)
だがいつまでも会場前に立ち続けているわけにも行かず、並んでいらした方たちは、悲しみも顔に出さずサーっと帰っていかれて立派。わたしはこの世の終わりみたいな表情をしてしまったのではなかろうか、きっとした、わたしのことだから。