誘われるたび重圧があった
CMの内容からは離れるが、当時
「今夜飲みに行く人?」
という誘いは日常だったし、なんとなく断るのはまずい?マイナスになるのでは、という誰に言われたわけでもないが重圧があった。
そんな理由で行くこともあったし、行きたくて行ってることもあった。
だが、大体が話を合わせるというか、
そこにいる男性陣に作られた役割を演じるというか、
「お前はモテないもんな〜」
と言われれば道化になり、
「青木さんを見習いなさい」
と言われれば、いえいえそんな、と謙遜しながら、急遽できるふうを装った。
わたしはそんな感じで飲み会に参加していたから、楽しいというだけではなかった。
奔放に自分を出しているようにみえる女性を羨ましく、時に嫉妬していたように思う。