<不用品を活かすコツ>

使い古したタオルが猫の役に立つ

不要なモノは必要としているところに寄付するのも、手放す方法のひとつだろう。たとえば食品の場合、「フードドライブ」がある。フードドライブとは、家庭で余った食品を集めて必要とする団体や地域の福祉施設に寄付する活動のこと。主催は主に学校や企業、地域の団体などで、生活困窮者を支援する団体やこども食堂、福祉施設などに寄付される。

「飲料(アルコール飲料を除く)」「未開封で、包装が破損していないモノ」「賞味期限まで2ヵ月以上あるモノ」「びん詰めではないモノ」など団体によって条件があるが、家に余っている食品を支援が必要な人の元に確実に届けることができる。

「フードドライブへの寄付は、各市区町村が実施、もしくは紹介しているものが安心です。地元の市役所、県庁、都庁などに問い合わせるといいでしょう。団体ごとに、『未開封』『常温での保存が可能なモノ』『賞味期限まで一定期間以上あるモノ』といった基本条件のほか、米、粉ミルク、レトルト食品など、求めている食品が決まっていることが多いので、あわせて確認が必要です」と和田さん。

ちなみに編集担当が住む埼玉県川口市の場合、市が不定期にフードドライブイベントを主催しており、「福祉総務課福祉相談支援担当」が問い合わせ窓口になっている。