家の中に増えがちなモノの一つに、タオルがあるだろう。そこで、保護猫活動をしている福井県福井市の譲渡型保護猫カフェ「NPO法人・しあわせにゃん家」に使い古したタオルを寄付している知人に話を聞いた。
「きっかけは、オーナーのインスタグラムやユーチューブを見たことでした。私も猫が好きで、彼女のボランティア活動の一助になればと、先方の希望にあわせて時々フェイスタオルを4枚にカットして寄付しています。雑巾として使うので、いくらあっても足りないのだそう。送料を負担してでも、自分には不要なモノがかわいい猫たちの役に立っていると思うと、それだけで嬉しいです」と顔をほころばせる。
保護猫活動をしている団体はほかにもたくさんあるが、決め手になったのは主宰者の考え方や行動力だったという。
「猫に関する活動をしているならどこの団体でもいいわけではなく、オーナーの情熱に惚れ込んだからこそ支援を続けています。寄付をする際は活動の理念や姿勢に賛同できるか、信頼できる団体かどうかを見極めることが大切ではないでしょうか」
寄付先を探す場合、地元の役所に問い合わせる方法もある。たとえば神奈川県の場合、「神奈川県動物愛護センター 愛護・指導課」に問い合わせると、現在受け入れている物品を教えてもらえるようだ。