不気味な笑みを見せる松前道廣
「抜荷!?」と問う田沼家の用人・三浦庄司。
不敵な笑みを浮かべた松前家第八代当主・松前道廣(えなりかずきさん)が「鬼」と呟く。
「田沼」と口にしながら銃を向けるそぶりを見せる一橋治済。
銃声と共にその先の皿が割れ、悲鳴があがる。
その下には<田沼は蝦夷を目指し>の文字。
女郎屋の主人たち、通称”忘八”たちに本を見せる蔦重。
「すいやせん」とにこやかに詫びを入れる北尾政演<山東京伝>。
「身請け…」と花魁・誰袖が隣に座った意知に話しかける。
「おう!」と威勢よく返事をする丁子屋長十郎。
艶やかなな笑みを見せる誰袖。