なんだか分身みたい

人間としゃべると、面倒くさかったり、気をつかったりするけど、猫だと聞いてくれる。

「ねぇ、ちょっと。どう思う?」「あっそう。ニャーるほどねー」(笑)。

おばあさんと猫って、なんだか分身みたいで、いいなって思います。

いま、にゃん太に毎日お世辞をいってるの。「なんか、にゃん太がきたら、いいことばっかり」とかね。

にゃん太は満足そう。笑顔はないけど(笑)。

※本稿は、『おばあさんと猫─ 87歳で、猫と楽しく暮らす47の方法』(興陽館)の一部を再編集したものです。

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おばあさんと猫─ 87歳で、猫と楽しく暮らす47の方法』(著:田村セツコ/興陽館)

猫って不思議です。

猫がいる生活って少し大変だけど、振り返ってみると、猫と暮らせてよかったなあ、と思うことばかり。