「病気のときは自宅まで食事を運んでもらえて(1週間を超えると有料。食事代は実費)、家事援助も頼めるんですよ」(近山さん)
食事は、近隣の人や来訪者も利用できるカフェで、365日、1日3食を提供。総菜だけを買って持ち帰る人もいれば、自炊する人もいる。
また、独自に運営している会員制の1日4便の送迎サービスがあるほか、那須町デマンド型乗り合い交通を利用して、60歳以上の人は1回300円で病院や道の駅などに行くことも可能だという。
「急病や万一のときには、スタッフなどが救急車に同乗して病院での手続きをサポートする仕組みを作りました。入居契約の連帯保証人を友人に頼む人もいます。皆さん、一番気がかりなことが解消されて気持ちが楽になったとおっしゃいますね。
一人静かに過ごしたい人、仲間と交流したい人、温泉やレストランに行きたい人、園芸や手芸、音楽などの趣味や習いごとを楽しみたい人。それぞれが暮らしたいように暮らせるのが、ここの良さ。ここではペットとも暮らせますよ」と近山さん。