<あらすじ>
闇市で渡された東海林(津田健次郎さん)の名刺を頼りに、高知新報にやってきたのぶ(今田美桜さん)。
しかし、東海林は全く記憶にない様子。
諦めて帰ろうとするのぶに、東海林は入社試験を受けてみてはと提案する。
数日後、筆記試験と実地試験に続き面接を受けたのぶは、かつて愛国の鑑として記事になったことを指摘され、思想はそう変わらないのではと問い詰められる。
面接官たちの厳しい表情に、肩を落として退室するのぶ。
東海林は、戦時下の教育で多くの純粋な女の子たちが軍国少女となり、敗戦後は、自分自身が墨で塗りつぶされたような気持になっているとほかの面接官に訴える。「責任は俺が持ちます」とのぶの採用を主張したのだ。
東海林はのぶを追いかけて、採用を告げて――。