浅間山が大噴火を

しかし、権利的な面だけではなく、しっかり日本橋と仲良くなる方法を考えなければ、と歌麿に相談した蔦重。

そこに突然、巨大な爆発音が鳴り響きます。

大きな揺れにおののく江戸の町民たち。そして「1783年 天明三年、夏」というナレーションを背景に、浅間山が噴火をはじめた様子が…。

それから、畑の横に立った新之助とふくが、もうもうと煙を噴き上げる浅間山を見上げる様子が映ります。

その後、ナレーションは「浅間焼け。浅間山が大噴火いたしました。後年明らかになったところによりますとその噴煙は一部成層圏にまで達するほどの大噴火だったそうで。そして江戸に…」と続き、遠く吉原にまで火山灰が降り注ぐ様子が描かれるのでした。