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フワフワになる“ちょい足し”材料で味や見た目もプラスに

同じく“ちょい足し”で卵焼きがフワフワになる材料は他にも。牛乳を足すのも有効で、卵1つにつき大さじ1の牛乳が適量です。

牛乳を入れることで水分が加わり、卵液がゆっくりと凝固するためフワフワに。牛乳に含まれるカルシウムイオンが卵のタンパク質と結びつき凝固するという作用も加わり、ふっくらと仕上がります。さらに牛乳のコクと甘みも合わさって、いつもより優しい味わいの卵焼きが出来上がるでしょう。

マヨネーズも卵焼きがフワフワになる材料の1つ。マヨネーズの場合は、乳化された植物油や酢が加熱によるタンパク質の結合をソフトにしてくれるのだそう。またマヨネーズに含まれる酢のはたらきにより、仕上がりもきれいに見えるのが嬉しいポイントです。

いつもの卵液にちょっと材料を足すだけで、フワフワ感が増すだけでなく味や見た目にもプラスの変化が。一石二鳥のアレンジなので、ぜひ一度試してみてください。

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