「カルビ」といえば、焼肉の定番メニューですよね。脂が乗っていて柔らかいため、子供から大人まで幅広い世代に人気があります。しかしこの「カルビ」、どんなお肉なのか正しく理解している方は少ないようです。
じつは「カルビ」という部位は存在しなかった!
お肉の部位としてよく知られているのは、スーパーなどでも見かける定番の「バラ」や「ロース」。「バラ」はあばら骨周辺の部位で、「ロース」は肩から背中のあたりの部位になります。
牛肉の部位は農林水産省によって明確に定められており、その数は11種類。「ヒレ」や「サーロイン」なども農林水産省が定めた部位に含まれていますが、なんと11種類のなかに「カルビ」は含まれていません。
じつは「カルビ」という部位は存在しないのです。バラやロースのように、「カルビ」を牛肉の部位の1つだと思っていた方も多いのではないでしょうか。