クリエイター魂が炸裂
手始めに50年前のポスターや雑誌を写真に撮って、Xにアップした。
「初めは恐る恐るでしたが、いつしかフォロワーが増えて、おしゃべりに花が咲いたんです。昔を知らない若いファンから絶賛コメントをもらうと、承認欲求も満たされ嬉しくて(笑)」
職業柄、画像コラージュはお手のもの。曲目のイメージに合わせて背景を考え、写真選びにも工夫を凝らした。
「調子に乗って動画制作にもチャレンジしましたが、こちらは難しくてなかなかはかどらず」
目下、挫折中だと言いながらなんとも楽しそうだ。ジュリーの自作イラスト入りのシールやクリアファイルなどのグッズ作りにも精を出して、ライブ会場で会う「ジュリ友」(沢田研二ファン同士の友人)にもらってもらうのだそう。
「クリエイター魂に火がついてグッズ作りに夢中。久し振りに創作意欲を掻き立てられて、本業にも身が入ります」
介護うつ寸前だった自分を救ってくれたジュリーに感謝しているという。
「前向きになれて、意欲がわいて、20歳は若返った気分です」