本気のトレーニング開始
まずは週1回のヨガ教室から始めて、慣れた頃に週2回のフィットネスジム通いを追加。体を動かすことが苦にならなくなってからは、ジムでトレーニングメニューを作ってもらい、毎日1時間、家でトレーニング。食生活の改善にも取り組んだ。
「今年に入ってからは、週4回、1時間弱のウォーキングも続けていて、自分でも驚くほどストイックなアスリート生活を送っています(笑)」
すべては、これから先もF1生観戦を続けたいという一途な思いから。今年は、満員電車で1時間立ちっぱなし、30分の上り坂も苦にならなかった。日々の鍛錬の成果に大満足のカナコさん。
「ひょっとしたら、30代の頃より今のほうが元気だと思えるほどです。こうなったら欲も出て、世界中のサーキットを巡ってF1観戦したい。オーストラリアを皮切りに、ドイツ、イギリス、スペイン、アメリカなどのサーキットを訪れてみたいと夢が広がります」
推しの日本人F1レーサー、角田裕毅(つのだゆうき)選手の活躍にも励まされながら、世界中のサーキット巡りに思いを馳せている。